騒音対策はこう進める!防音工事のステップバイステップガイド

騒音対策・防音工事の全プロセス解説!防音への道のり

防音工事を成功させるためには、どんな流れで進めるかがカギとなります。ここでは、騒音対策のステップを、最初の調査から効果検証まで、詳しく解説します!

騒音対策のフレームワーク

騒音対策の基本的な流れは以下の通りです:

調査・測定分析・検討提案設計・製造施工効果検証完了
(必要に応じて、2次対策・3次対策を実施)

調査・測定・分析

まずは現場調査です。騒音源がどこにあり、どんな音なのかを把握することが重要です。これがわからなければ、どの場所にどの程度の対策を行うべきか、判断できません。騒音源が意外な場所にあることも多いため、現場での調査・測定は必須です。

調査で得られたデータを周波数ごとに分析し、どの音がどのくらいの大きさかを詳しく確認します。この段階が不正確だと、対策が的外れになり、効果が出ないことも。正確な測定・分析が、後の工程すべての土台となります。

検討・提案

騒音源が明確になったら、最適な対策方法を検討します。単に音源を覆うだけでは不十分な場合が多く、特に作業用機械の騒音対策では、作業性を損なわない工夫が必要です。たとえば、取り外しが簡単なカバーや、騒音源以外への施工など、設計段階で細かい調整を行います。

この段階で、どの程度の減音効果が得られるかが決まり、効果保証値も明確にされます。インクロジュアでは、この検討結果を基に騒音対策検討書を提出します。

 

設計・製造・施工

次に、提案された対策を基に防音パネルの設計が行われます。音の種類によって内部構造が大きく異なるため、詳しい設計は企業秘密ですが、最適な材料と組み合わせを選びます。

設計が完了したら、工場で製造され、実際に施工が行われます。時折、施工だけを他社に任せられるかと尋ねられることがありますが、インクロジュアでは防音工事のプロが施工を担当します。これにより、設計通りの性能を発揮し、保証値を満たすことが確実になります。

効果検証・2次対策

施工が完了したら、事前に設定した保証値を達成しているか効果検証を行います。敷地境界線で○○dB以下、防音カバーの外から1m地点で○○dB以下、労働安全衛生規則の測定基準など、保証条件に沿って測定を実施します。

万が一、保証値に達していなければ、無償で2次対策や3次対策を行い、確実に基準をクリアするようにします。最終的に、測定結果報告書としてお客様に提出し、保証値を達成した時点で防音工事が完了となります。

騒音対策はプロにお任せ!

調査から施工、そして効果検証まで、騒音対策は一貫したプロセスが重要です。インクロジュアでは、専門知識を持つプロがすべての工程を担当し、確実な防音効果を保証します。騒音にお悩みの方は、ぜひご相談ください!