防音室の費用

防音室は高額な設備です。それは、量産が出来ないためです。
遮音性能が3 ㏈違えば、防音室の壁構造も異なりますので、必要とする遮音性能に合わせて防音室を設計します。当社では、規格製品として様々な防音室を販売しておりますが、基本的には用意した各部品を組み合わせて防音室を構築します。(規格をベースにし、防音パネルやドアの構造を調整します)
防音室は、一般的な住宅の床壁天井の構造ではなく、複層構造またはそれに各社のノウハウとなる工夫がなされています。また、遮音性能を確保するためには、ある程度質量が必要なため、必然的に材料自体が重く、その分材料費が高くなります。
大は小を兼ねるという言葉があり、防音もそれに当てはまる部分があります。遮音性能30dB@500Hz を保証値とすると、例えば50 ㏈@500Hz を狙った過剰スペックでの設計を行えば良いという考えです。ですが、それでは、前述の通り費用が掛かってしまいます。弊社では、長年の経験に基づく知識があり、必要遮音量に応じ最低限のスペック設計を行うことができます。そのため、他社と同条件で比較すると安価な御提案が可能です。

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